2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

資本とは何か?

資本という単語は、不思議だし、ヘンなものだ。解ったような気がしている。本当は誰も判っていない。 経済の理論で、どんなに説明しても説明しきれることではない。どこかにごまかしが残るからだ。 ただ自分は、資本とは「欲望拡大のための浪費」のことだと思…

御都合主義に決まっている

人間は御都合主義に決まっている。 たとえ自分で、どんなに「自分は絶対に御都合主義に考えない」と思ったとしても、必ず御都合主義になるのだ。自分がそう認めないのは自由だが、御都合主義になるというのは、事実なのだ。 ならば御都合主義を当然として生き…

自分都合に考える

自分都合に考える。 すべてのことを自分が都合のよいように考える。 ただ注意すべきは、その自分都合の考えが、本当に自分にとって得になることかどうか?それだけは、しっかり考えたほうがよい。 その「自分にとっての得」の内容は、広い。 その「得」が、金銭…

ヒトラーが馬鹿な理由

ヒトラーに限らないが典型的な人物としてヒトラーを挙げる。 ヒトラーの間違いは色々あったと思われるが、最も大きなものは、優生思想だろう。 余計なものや劣ったものを排除する。目障りなものをなくす。 しかし実際には、劣っていると思われたり、規定の仕…

心と環境

心とか精神とか言われるものは、すべて環境のことだ。精神的なものは環境の支配を受けるとかいうよりも、心=環境ということだ。環境があるだけで、実際には心とか精神とか気持ちといったものはないということだ。 個というか個体もちろん個人というものはな…

男の未来

男は暴力的かつ権力的である。 すべて、あるいはすべてとは言わずとも、大半の男が、いわゆる草食男子と呼ばれるようになることが望ましい。そうなれば、世界は、少なくとも現在より遥かに平和になるだろう。 男の多数が草食男子化にならない場合は、男の出…

特別ではない人類

人間とか人類とかは、べつに特別な生き物ではない。人間が勝手にそう思っているだけのことだ。 人間ならではとか、人類に固有の、などというのも、とくに根拠や確信があってのことではない。 ヒトは本能で生きている。本能のみで生存している。思考だ理性だ…

投票と選挙結果は無関係

選挙において、自分の投票とその選挙結果は無関係である。少なくともその投票者の意思は反映されない。選挙結果は、選挙という行為によってつくられるのである。有権者の潜在意識などを含め、その総体が生み出す、それじたいが生き物のようなものである。し…

戦争当時の日本人

戦争や平和を考える場合、とくに日本人としては、日本の近代史のなかで「その当時の日本人のこと」を考えていくことは重要なことだ。 とくに一般の人々が当時をどう過ごし、戦時中や昭和初期の時代を、どのような感覚で生きてきたのかは、案外に知られていない…

日本文化と日本人

通例で言われる。「日本の絵画は面が強調される」「日本の古典文学は、たおやかだ」「日本語や日本人のコミュニケーションには曖昧が多い」「日本人の真髄は「おもてなし」の心だ」「日本人は目立つことをこのまず、周囲の協調を求める」「日本文化は職人が造った」「日本人…

男のいない世界

承認欲求の延長としての暴力・破壊および競争と勝ち負けのこだわり、そして究極のところ権力・権威・名誉などを含めて「支配」を求めるという男の本能を考えると、結論的には男はいないほうがよいと思う。 社会的にどのようにしていくのがよいかは、経験的に、…

人間は普通の生物

人間、人類を特別視したことが、根本の間違いだ。 言語、思考、理性…特にこういったことは「人間特有」と思われてきた。だが本当のところは判らない。さらに科学が進んでいけば解ることかもしれないが、今の段階では殆ど解っていないと思う。人間が勝手にそう…

英語学習

英語が事実上の国際語だから、英語圏でない国や地域の人間は、学校など公教育では、外国語学習としては基本的に英語だけを勉強すればいいと思う。少なくとも初等教育や中等教育などの基礎学習としてはそれでいいと思う。 英語圏の人々は、英語は外国語として…

気まぐれな文化

文化とは人間のことである。人間の集合体とその営みの歴史そのすべてを文化と呼ぶ。 文化が人間だ。 文化が人間のあかしである。 そして文化は、気まぐれに積み重なる。 古くなった文化を古典文化という。その時代と世の中にあって、多数や主流ではなく、し…

国家・民族・狂信

国家・民族・狂信…これに対応はできない。 国家とは、この場合は政治権力と軍隊だ。民族とは、集団主義の典型である。狂信は、それが宗教でもイデオロギーでも、ほかの呼び方でも、とにかく「それが絶対に正しい」という感情である。ーーこれらはいずれも戦争…

何も戦争を防げない

ウクライナの最大の教訓は「戦争を防ぐ手段はない」ということだ。 文化も経済も、資源やエネルギーも、人的交流もネットワーク社会も、国際組織も… ハンバーガーの材料は、宗教に配慮して、牛や豚を使わないことを考える。ジブリ作品が世界をめぐる。赤十字に…

学歴の比率

学歴の正確な比率や統計は自分には解らない。ただ、少し思ったことがある。 日本の旧制度の男性の中学校、女性の女学校の学生は、たぶん昭和の敗戦ぐらいまでは、男女ともに4割くらいだったと思う。 現在は、日本も含めて、いわゆる先進国と呼ばれる国の進…

学際的など無意味

「学際」など無い。 学問は1つで、単体だ。 あるのは、技術的な知識だけだ。 それが医学であろうが数学であろうが、あるいは哲学であろうが芸術であろうが、もちろん法律でも経済でも、心の仕組みや人間関係のコミュニケーション理論などと呼ばれるものまで含…

都合次第

すべては自分の都合次第である。 人は自分の都合で、あらゆることを求め考える。 道徳、宗教、思想、哲学、などと言われることも、すべてはその人の都合次第である。 みな自分の望むように、自分の都合のよい解釈をして、自分の都合のよい方向を求める。 法…

伝統に価値はない

ネット社会によって変化したことは多数あるだろうが、その中の1つに「伝統」がある。 芸術や芸能などをはじめ、地域の習慣や行事的なこと… そのほかにも、ようするに「古くから受け継がれているもの」といったこと そういうことをふつうに伝統というならば、い…

成長と年齢

人間は、ある程度の年齢にならないと、絶対に判らないことがある。 それが何歳かはハッキリ言いきれないが、しかし二十代のなかばとか、三十歳くらいとか…とにかく十代ぐらいでは絶対に判らないことなのだと思う。 おそらく気持ちや人間関係などを中心に、そ…

独自性に価値はない

独自性やオリジナリティあるいは個性もしくは「特別」といったことに価値を求めることは、すべてただの幻想にすぎない。 安易、平凡、惰性、成り行きまかせに人々は価値を感じる。ただそう思っていないだけだ。 珍しいもの…それは平凡な日常的なことのーーその…

価値と主観

価値はすべて主観だ。 たとえば時代を超えて良いとされる芸術作品は、それに価値があるのではない。それに「価値があると思わせている」のだ。 「良い」「美しい」「楽しい」…すべては感覚であり、感覚である以上それは人が感じることだ。だから「よい」とは「よい」と思…

すべて主観

悪は客観性から生まれる。厳密に言えば「客観的と思われる正しさを信じること」だといえる。 主観的な、感覚的な、自分が欲する気持ちから為すことは、それがすべて自身から発する。 客観性があるように思われることは、自分以外のものを拠り所にする。これほ…

専門の先鋭化

専門のこと、とくに学問の世界が、そして更にその中でも自然科学とくに技術的な分野などが専門的に先鋭化していくのは、きわめてしぜんな当然のことだ。この傾向は、さらに拍車がかかっていくだろう。 基本的に学問や技術・技能などは、できるだけ専門に特化…

妖怪と水木しげる

水木しげるが有名になり、一般的になるまでは、妖怪は現実のものと思われなかった。それまでは、たとえ妖怪にどんなに興味があり、妖怪を好きでも、じっさいに妖怪が存在しているとは思われていなかった。 「妖怪は実在する」と、そういったことを公言する人々…

エゴの承認

エゴイズム、利己主義、と言われてきたものが承認されてきていると思う。 もともと人間が利己的な生き物であるということは、昔から判っていたと思う。 利己的なこと、利己主義などが嫌われてきた理由は、それが権力や権威主義的な傾向や、あるいは集団主義…

真理不明の嬉しさ

SNSなど高度情報化社会の実現は、真理の不明確さを徹底させた。 飛躍的な情報・知識と意見交換、さらに映像や音声などの伝達ーーそれらのことは、真理ということを限りなく不明瞭にする。 真理が確定できないことが当然の世の中では、何も恐れる必要がなくな…

夢と幻想

夢と幻想は違うのだろうか? いや、同じようなものだと思う。どちらも「見る」ものに変わりはない。 ただ夢に比較して、幻想のほうが、そのイメージがややネガティブかもしれない、そう言えば言えるくらいな差に過ぎない。 人は幻想を見て生きる。人生は、そも…

経済学の本性

経済学は「経済をどう視るか?」「経済をどう考えるか?」ということ、あるいはそういったこと自体を分析したり説明をしたりする、という学問だ。ーー決して経済そのものの学問ではない。 もし資料や統計またその分析のことを言うのであれば、それは統計学に含ま…