2023-09-18から1日間の記事一覧

戦争当時の日本人

戦争や平和を考える場合、とくに日本人としては、日本の近代史のなかで「その当時の日本人のこと」を考えていくことは重要なことだ。 とくに一般の人々が当時をどう過ごし、戦時中や昭和初期の時代を、どのような感覚で生きてきたのかは、案外に知られていない…

日本文化と日本人

通例で言われる。「日本の絵画は面が強調される」「日本の古典文学は、たおやかだ」「日本語や日本人のコミュニケーションには曖昧が多い」「日本人の真髄は「おもてなし」の心だ」「日本人は目立つことをこのまず、周囲の協調を求める」「日本文化は職人が造った」「日本人…

男のいない世界

承認欲求の延長としての暴力・破壊および競争と勝ち負けのこだわり、そして究極のところ権力・権威・名誉などを含めて「支配」を求めるという男の本能を考えると、結論的には男はいないほうがよいと思う。 社会的にどのようにしていくのがよいかは、経験的に、…

人間は普通の生物

人間、人類を特別視したことが、根本の間違いだ。 言語、思考、理性…特にこういったことは「人間特有」と思われてきた。だが本当のところは判らない。さらに科学が進んでいけば解ることかもしれないが、今の段階では殆ど解っていないと思う。人間が勝手にそう…

英語学習

英語が事実上の国際語だから、英語圏でない国や地域の人間は、学校など公教育では、外国語学習としては基本的に英語だけを勉強すればいいと思う。少なくとも初等教育や中等教育などの基礎学習としてはそれでいいと思う。 英語圏の人々は、英語は外国語として…

気まぐれな文化

文化とは人間のことである。人間の集合体とその営みの歴史そのすべてを文化と呼ぶ。 文化が人間だ。 文化が人間のあかしである。 そして文化は、気まぐれに積み重なる。 古くなった文化を古典文化という。その時代と世の中にあって、多数や主流ではなく、し…

国家・民族・狂信

国家・民族・狂信…これに対応はできない。 国家とは、この場合は政治権力と軍隊だ。民族とは、集団主義の典型である。狂信は、それが宗教でもイデオロギーでも、ほかの呼び方でも、とにかく「それが絶対に正しい」という感情である。ーーこれらはいずれも戦争…