2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

アメリカを見てどうする?

アメリカが世界の縮図。アメリカには全てがある、たぶん。 文化もメディアも含めての全ての産業ーーそれは事実上の物的な文明そのものだ。利便性、効率性、快楽と安心の売買。そこには全てがある。 そこから得る利益は世界中の経済を動かし左右する。 産業・…

自衛官こそ護憲の立場に立つべき

自衛官こそ最も第9条の基本理念に立脚して、その前提に職務の誇りと遂行を為していくべきである。 非戦と非武装のもとに、戦争放棄の平和国家をめざすことは、制憲以来の我が国の一貫した国家理念である。 自衛隊は第9条に矛盾しない。 自衛隊は戦力ではな…

マルクス主義の衰退は自民党を堕落させる

冷戦終結とソ連崩壊によって社会主義全般のイメージダウンがあるのは、べつにいいと思う。ただ極端なマルクス主義思想やマルクス理論が敬遠され過ぎると、とくに大学など高等教育機関でマルクスの理論や思想が敬遠されることは、これからの自民党の党員など…

自民党は世界一優秀な政党

日本の自由民主党、つまり自民党は、世界で最も優れた政党だと思う。 まず世界で稀な長期政権を維持している。独裁国家、全体主義の抑圧的な社会、名ばかりの民主政治ーーそういう国であればともかく、あれこれ言われながも、いちおうは自由と民主政が機能し…

政治は政治家だけでやれ

政治は政治家だけでやるものだ。だから民主主義は不用だ。とはいっても、現にある制度や運営を無理になくすこともない。またそれは事実上、不可能だろう。 衆愚政治も哲人政治もない。政治は公権力の集合体なのだから、それが愚かで恐ろしいものであるのは当…

政治的関心は権威主義的

政治に興味や関心を持つことは、それじたいが権威主義的だ。ふつうの人間は、政治に興味を持たない。なにか特別な事情がないかぎり、政治のことなどは考えたくない、政治のことなど、おもしろくもなんともない。それが普通の人間の感覚だと思う。この政治的…

思想人は利己主義者

思想や社会的なことに関心のある人間ーー仮にそれを思想人と呼べば、思想人はエゴイストだと思う。ただ純粋に自分の利益だけを追求する、まあ純利人とでも呼ぶとすれば、純利人とも違う。特別に利己的でもなく、人情もあれば、しかし保身もある、そして一般…

生命の悲劇

宇宙の最大の不幸は、生命を生み出したこと。生命というものによって、初めて物質に「主体」というものが生まれた。それまでは平和だった。 生命の不幸は、人間を生み出したこと。人間は、個人と集団に分かれてしまったから。必然的に社会を生み出した。比較的…

助け合うとは?

助ける者がいる。助けられる者がいる。両者がいて、助け合いになる。 しかし時々、助けるほうが、助けられるほうよりも偉い尊いと思われがちになる。あるいは、助けられるだけではいけないような見方もある。また助けるだけでは損だといった感覚がもたれるこ…

おとなになる

「慣れ」と「諦め」は、人を強くする。 「妥協」と「惰性」は、人を賢くする。 ー世の中はそれを ー「おとなになる」という それによって忘れたものを気付かずに ーそんなこと「なかった」ように 昔の若者は「おとな」になる 世の中はそれを「常識」とよぶ おとなになった昔…

人権と国家そして戦争

国家というものに対して、それは既成で当然の存在を前提にして、しかし同時に、つねに問われてきている課題でもある。 とうぜん必要があるから国家も存在している。ただそれが明らかに矛盾や疑問を強く感じることが多くなると、それも問われねばならない課題…

主権は嘘

主権なんて本当は無い。 西洋の思想は―西洋だけに限らず、思想なんていうものは、嘘、とまで言わずとも、かなり大げさだ。言い方を変えると、理想的なことを現実のように言うこと、主張することが多い。 主権はその典型のものの1つだ。 「すべてをなし得るこ…

翻訳機の普及と発達を

翻訳機が現在どれぐらい発達しているか詳しくないが、より発達してほしいと思うし、普及してほしい。 いずれ全ての人々が翻訳機を持つのが当たり前になると思うし、それは必要なことだと思う。いまスマホを持つのが普通になったように、翻訳機が使われ、また…

人は生き物をやめる

人は生き物なのか?けっこう疑っている。それはまあ、いい。 すくなくとも近代以降、社会の大きな在り方は、大きく分けて、集団がひとつの方向でまとまり進んでいく方向か、個人が中心の個性が露骨に発揮されるようなものか――どちらかの傾向に分かれると思う…

改憲するならしろ

改憲するならすればいい。したいんだろうし… 憲法を含めて法そのものがなくなれば、もっとすっかりするだろう。 法律なしでは困るし不自由だ…しかし法律は多すぎる。おおざっぱなものを除いてあとはなくしてしまったほうが楽とは思うが。 じゃあ、そのへん難…

ロシアは最後の国家になるか

ウクライナとロシアが仮に双方の主張を譲らず戦争が継続していくと、ふつうに考えて、西側の支援を受け続けるウクライナが主張を通すことになろう。クリミアを含めて、現在の戦争でロシアが占領した地域はすべてウクライナに返還されるとする。もしそうなれ…

無投票だったらおもしろい

そういえば参院選が近いと思うが、あまり湧かない。個人的には、いいことかもしれない、とも思う。 いっそ完全に無投票だったら、おもしろいかもしれない。そういうことは現実的にはまずないだろうが。 もし仮に1人も投票をする人がいなかったら――それも民…

レイ再び(1)

雷雨はおさまりかけていた。予報通りなのだが、予報をこえてすこし前には雹(ひょう)が降ったと聞く。雷雨のあとに雹が降ることはあるのだろうか?マイは、くすんだ南の空をぼんやり見上げて思った。 「どのコーヒーがいいかな」セイは、ドリップコーヒーのパッ…

白線の光(9)

特撮を離れていた頃の叶がどのように生きていたのか、その具体的な細かいことは解らない。 しかし、時間にすれば、たぶんほんの1~2分間くらいの短いものだが、高校生の叶の姿を見れば、それは確実に幸福なものであったにちがいないということが判る。 叶は…

白線の光(8)

叶は判っていたのだ。 叶自身は、特撮が好きだし、特撮を良いものだと思っている。ただ、世間では、若いOLが特撮オタクということに対して、あまり良い印象やイメージは持たないであろうと、それは叶自身が思っていることだろう。じっさいにどうなのか、それ…