心と環境

心とか精神とか言われるものは、すべて環境のことだ。精神的なものは環境の支配を受けるとかいうよりも、心=環境ということだ。環境があるだけで、実際には心とか精神とか気持ちといったものはないということだ。

個というか個体もちろん個人というものはない。だから厳密には環境というのも正確でない。

個とか個体とか個人というものじたいがない。それでも個人や個人の意識などがあるように感じているので、あえてそれを個や個人と言っているのだ。

人間そのものが環境だから、心や意識や精神や気持ち等々と言っているものは、すべて環境の動きにしか過ぎない。

だから気持ちや感情だのということにこだわるのは、いかにつまらないことなのかが分かる。