2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

組織は権威化する

組織は権威化する。必ず権威化し、権力的になる。 程度の差はあれ、機能を目的としたとき、人間はそこに集団を置くと、それに支配を求めるようになる。 機能という実用的なことが、人と人の関係を力で動かすようになる。 くれぐれも組織化するときは、そこに…

雑が本質

「雑」、「ざつ」とは何か?それは本体や本流から外れたもの。そして本来の「ほんもの」のこと。 付録、景品、広告、前座、容器、本の挿絵、 追加的なこと、「ついで」のもの、物足りなさを補うもの、「ほかのどの範疇にも該当しない」こと、はみ出たモノ、整理や分類…

ニュースの信憑性

メディアのニュースの信憑性など解らない。マスメディアでもスマホでも。 マスコミの人間でも、ビジネス界や政界に関わる人間でも、外交官や軍の関係者でも…解らないことだらけなのだ。スパイ映画などで活躍する諜報機関の人間でさえ、実際には知っているこ…

ウクライナ支援

ウクライナの武器支援に関しては複雑だ。 侵略されている国に対してだから武器の支援をする、というのが判らないわけではない。しかし、だからといって「だからどんどん武器を供与せよ」と言われたら、やはり躊躇する。武器支援によってウクライナが防衛をでき…

少数意見の難しさ

よく民主主義の原則の1つとして「少数意見の尊重」ということが言われる。 だがそれは実際には、具体的にはどのように「尊重」されるのだろうか?僕には解らない。 だがそれが大切なことであろうということは、なんとなくは判る。 なぜ少数意見は尊重されるべき…

政治家と軍人を全て女性に

政治家と軍人は、すべて女性になるのが良い。 ひとまず憲法上や法的なことは問わない。 権力と暴力。それを政治と軍事だと言ってしまったら極端かもしれないが、敢えてそう考える。 政治的な権力、軍事的な主体、それらを女性が全部を占めてしまえば、権力と…

正しさが終わった時代

「正しい」には、いくつかの意味がある。哲学的な「普遍の真理」といったような場合、結論をいえば解らないのだろうが、どちらかというと信仰的なものかもしれない。自然科学の真理は、実証されていけば経験的に証明されるものだろう。言語的な正しさというのは…

エシカルだけが資本主義

エシカル(倫理)の経済が言われるが、資本主義はエシカルが前提である。従って、現在「資本主義」と言われているものは、「利益万能主義」の経済というべきであり、本来の資本主義ではない。 非営利集団も資本主義社会の構成者であるし、営利集団つまり普通にいう…

停戦がいちばん尊い

戦争において、停戦がいちばん尊い。 ここでは停戦という言葉にはこだわらない。停戦、休戦、講和、平和条約、一時休戦…等々、そういう言い方はどうでもいい。 また戦争が紛争とか、テロ事件とか内戦とか、そういう国際法上でどうだとか、そういうことにも、…

文化と文明

文化はふつう生活様式と定義される。衣食住をはじめ、家族形態や、遊びや行事。それにとくに芸術や芸能などが加わる。また一般に宗教や道徳や思想などが含まれる。人々の生活や社会の風習や慣習も加わる。 文明は、文化に似ているが、とくに社会的・技術的そ…

人情の時代

今後の世の中は、人情が中心になる。道徳や法は、人情が土台になって決まり、左右される。 人情の世の中とは、基本的に弱者が、さらには弱者で且つ少数者・少数派であるところの少数弱者のための権利性がますます拡大される傾向になっていく。 民主主義が今…

内容の時代

内容重視の時代が来た。形式の時代は終わった。 仕事も、趣味も、恋愛も、結婚や家族のかたちも、ーー何が一番優れているとか、必ず「こうせねばならない」「こうしてはいけない」は、基本的に、なくなった。 職種・職業の種類や内容も、働き方の仕方も、形式や…

芸術の政治

日本の政治は芸術だ。 行き当たりばったり、いや、けっこう周到に考えてはいるが、結果的には、行き当たりばったりのように見える、それが日本の政治だ。日本の政治は、表現は無作為に見える芸術だと言える。 打ち上げ花火だ。非常に綺麗な打ち上げ花火に似…

依存の強み

まったく日本は自民党の国だと思う。自民党は、単に政権政党というだけでなく、日本の社会・文化そのものが集大成した存在なのだと思う。 日本の国民は、自民党に甘えていれば安心だ。もちろん自民党の政治には、間違いも失敗もある。国民すべてが納得できる…

男は人間か?

男は生物としては、生殖のほかは本来は必要ない存在だった。 しかし人間は他の生き物たちに比べて、比較的に弱い存在だったと思う。もちろん厳しい自然気候などに耐えることも必要だったろう。 弱い人間が自然に対抗するために発達したのが、広い意味での「技…

性別の政治と軍事

公的な権力は政治で、公的な暴力は軍事だ。 社会変化の著しい現代世界でも、まだまだ政治や軍事は男性が中心だ。できれば政治家と軍人は、すべて女性がなるのが望ましい。 支配欲求、承認欲求、権力志向、競争意識、優劣感情、破壊欲求、残虐性、嗜虐性、ー…

軍人は女性が望ましい

戦争も軍隊もない世界が理想なことは判っていても、それが簡単にできるくらいなら苦労はない、という現実がある。 それに比べれば、女性軍人の割合を増やすことは、まだしも可能性として大きいと思われる。現在の世界では女性の軍人は珍しくないし、むしろ普…

日本人のナショナリズム

本来、日本人にはナショナリズムは無いと思う。すくなくとも、非常に希薄だと思う。日本人の最も良いところだと思うし、また日本人が一般的に幸せなのだということの現れだと思う。 ただ日本人は、他者とくに海外や外国人から受ける影響が比較的に大きいかも…

停戦の重要性

「停戦」は、とても重要なことだ。いわゆる「戦争」というものにおいて、とりあえずまず「戦闘行為を中止する」という意味で、「停戦」は最重要なことだといっても言い過ぎでないと思われる。 もちろん停戦が必要で重要なことだといっても、どのような内容であっても…

武力に弱い人間

人間は武力に弱い。とくに武力の行使に弱い。もっと言えば、戦争に弱い。 直接的な死や苦痛や破壊に結び付く戦争は恐いと思うのが当然で、それをできるだけ避けたいと思うのが普通だろう。しかし戦争になってしまったら、そしてその戦争が容易には終わらない…

男の文明

男だけが文明の作り手であったというつもりはない。だが文明の中心の担い手が男だったのだろうとは思う。 人間は弱い故に、技術や知性というものを手に入れた。それが生きるため、人類の種の保存のために必要なことだったのだろう。 言語とコミュニケーショ…

価値と欲望

価値は欲望の種類によって決まり、また変化もする。だから資本主義社会の価値とは、すべて欲望の創造にある。 1人の人間の持つ或る欲望の比率が、より大きいほど、その人にとっての或る価値の比率も大きくなる。その価値に見合ったものがーーそれが物質的な…

評価なき幸せ

高い評価を得られなくても幸せな感覚でいられることが一番良いのだと思う。だから年齢も性別も問わず、その人間が、そのままで楽しければいいという感覚でいられるようにすること、そういう環境・社会であることが大切だと思う。 そのままで基本的にはいいの…

日本の戦争の原因

戦前の日中戦争や太平洋戦争など日本がした戦争の根本の理由は、僕は次の二つの原因によるものだと思う。 1つは、「善意の押し付け」である。日本人で、日本のあの戦争を肯定する人は、たいていが「日本は…のことをしてやったのに」という「上から目線」の人々に…

自己評価をしないのが強み

承認欲求という言葉を聞いて久しい。最初に誰が言ったか、僕は知らない。 しかし確信を持って言えることは、自分が人からどう思われているか、どう言われているか…そういった自己の評判を一切考えないことは、幸せだということだ。 他人への気遣いや配慮は大…