2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

やっぱり「白鳥の騎士」は、かっこいい!

ドラマ「白鳥の騎士」をテレビで観ていたのは7歳ぐらいだったと思う。じつは物語の内容の記憶は殆どない。ストーリーも時代背景とかも覚えていないし、また理解もできなかったのだと思う。それでいて「白鳥の騎士」というのは、いい物語だったと、なぜかずっとそ…

特撮偏見ダイアリー(4)

こんなに特撮のことを考えたのは初めてだ。幼児期の頃は「七色仮面」や「ナショナル・キッド」など、いまのように技術は発達していなかったかもしれないが、テレビ特撮の黎明期の作品を夢中で観ていた。怪人もロボットもヒーローも、現実と物語の区別はつかずに…

特撮偏見ダイアリー(3)

自分の幼なじみの女性は、僕より2歳上だが、当時の特撮ヒーロー番組を、それなりに観ていたようだ。ただその中でも、彼女が特に好きな番組は「少年探偵団」と「少年ジェット」だったようで、そこは僕とは違う。いま考えると、理由はいろいろあるかもしれないが…

特撮偏見ダイアリー(2)

僕が3歳から7歳ぐらいにかけて夢中で観ていた特撮ヒーロー番組にあたるものは、たぶん撮影技術においても、ヒーローや怪人のコスチュームやデザインでも、そしておそらくストーリーやテーマ性も、また演技や演出も、現在のものにくらべて未熟なものだった…

特撮偏見ダイアリー(1)

まず「スーパーマン」は特撮か?ー結論をいえば特撮だ。それを特撮でない、といったら嘘になる。だが同時に「スーパーマンは特撮だ」と聞くと、否定はしないが違和感を感じる。 ドラマ「トクサツガガガ」のナレーションでは特撮のことを「特殊な撮影技術によって作…

叶チャーム(3)

オタクということについては、よく知らない。なんとなく、珍しい趣味で、それもかなりそのことに夢中で、しかもそれが継続していて、ほかのことには基本的に関心がない。ー抱いていたイメージはそういうものだった。 何かに熱中することがあっても、熱しやす…

叶チャーム(2)

僕は特撮好き、特撮オタクということに偏見があったから叶に新鮮な驚きや興味を持ち、彼女に好感を持ったのだと思う。もちろん「トクサツガガガ」というドラマにたいしても好きになったのだ。 外見が自分の好みで、仕事もできて同僚たちからの評判もいい。そう…

叶チャーム(1)

ドラマ「トクサツガガガ」の主人公、仲村叶について書きたいと思う。 叶の魅力はたくさんあると思うが、まず感じたことは二点。ひとつは、叶が憧れ理想とするヒーローの生き方を自分自身も真似たいと望み、彼女自身がそのように生きようと努力すること、その姿…

叶の母娘(おやこ)関係について

ドラマ「トクサツガガガ」の主人公、仲村叶と母親との親子関係について、最近主たる次の三様の見解を聞いた。 (1)は、「人は喧嘩して仲よくなるものであり、とくに親子は子供の親に対する反抗・反発がなければ自立できない」というものだ。そういう意味で叶は、…

公家物語(17)

なぜ自民党の政権が続くのか?…この問いは長い間いろいろな人々が言ってきていることだと思う。一時的に政権が変わったり連立の相手が違ったりすることはあっても、おおよそは自民党が中心の政権であり、基本的には自民党の単独与党、ほかの勢力は万年野党と…

ヒーローショーは何を語ったか?

ドラマ「トクサツガガガ」の第2話では、叶がヒーローショーを見る場面がある。悪い怪人や戦闘員に正義のヒーローのエマージェイソンとシシレオーは倒されそうになっている。 ショーの司会のお姉さんが会場に来ている子供たちに呼びかける「みんなも応援して!」…

叶は欲して与えた

ドラマ「トクサツガガガ」の叶は、つねに欲し、そして与えた。欲することが与えることになる。 自分の誤解を解こうと必死になったことが、かたくなな相手の心を開いた。 職場の同僚たちのカラオケで、普通の曲を知らないため窮地を逃れるために歌った特撮ソン…