2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

戦争と想像力

戦争のことは、戦争の体験者しか判らない。 では戦争を体験していない者は、戦争と、どのように向き合ったらよいのだろうか? 「本当に戦争のことを知るためには、戦争を体験する必要がある」、「戦争を体験せずに戦争を語る資格はない」 前記のような意見は、そ…

瞬間の思いが大事

ものごとや感想や意見などは、瞬間が大切だ。その論理性や整合性のことは、後回しでいい。みな、「それなら、この問題はどうする?」と、その矛盾や不整合なことを突く。しかしそれは気にしなくていい。 瞬間の感覚や感性がまず大事なのだ。 個々の感性、感情…

宣伝

商品がある。モノでもサービスでも、ほかの何でもいいが、要するに販売するものが商品だ。 宣伝、広告、CM…言い方はともかく、要するに宣伝というものがある。 宣伝は商品だ。 宣伝は、それに触れた相手が、それを自分が必要だと思えば欲しくなる。 だがもう…

無意味なプレゼン

プレゼンが無意味なのではない。プレゼンに価値があると思うのが無意味なのだ。 プレゼンは、たんなる自己表現ではない。まして自己アピールと思ったら、大きな勘違いだ。 プレゼンで自分が認められるのは、結果の現れだ。 自己を、少なくても1度は消し去る…

政治は異次元世界

政治、権力、政治権力あるいは公権力ーー呼び方はともかく、そういったものを、ひとまとめに「政治」と言うとすればーー政治は、それ以外の、いわゆる普通の社会や人々からすれば「異次元」の世界だと言えると思う。 軍事や外交を含めて、政治という権力の世界は…

自我の伝え方

自我は守る。自身が最も大切なのだから、自己の要である自我は最優先に大事にする。 自我を表現するときは、さまざまな形や型や姿がある。それはまったく臨機応変で、その理由や望みや目的と手段などによって変わる。それは状況次第である。 ただ言えること…

都合よくだけ考える

都合よくだけ考える。そうすれば、つねに満足して幸せになれる。 「よいこと」だけ考え、よかったことだけ覚えておく。悪いことは全部忘れる。 自分にとって、いいことだけ感じて生きていく。それで必ず幸せになる。 自分にとって都合のいいようにだけ考える。…

贅沢と幸せ

人間が最終的に幸せかどうかは、自分の贅沢に対して、どのように関わり合うかで決まる。 結論を言えば、人間は贅沢な生き物だ。なかなか満足しない。 孤独でいられないのに、煩わしいのはいやだ。だれからも相手にされなければ寂しく、相手にされすぎるとう…

真理と学問の乖離

真理と学問は分離した。全く別個になったわけでない。役割が変化したのだ。 学問や科学と言われるものは、専門家による実験や資料収集の結果だ。それの整理や判断などだ。 真理に普遍性や絶対性はない。それが人のことでも、からだのことでも心のことでも、…

哲学と科学は結合する

すべては哲学と科学の結合に向かう。細かい説もその時々の実証も、そしてうるさい議論もーーいっさいは関係ない。 経験的に、感覚的に、すべて重要なことは「存在の仕方」にある。結局はそのほかには、価値も意味もない。 人間を含めて、生物を含めて、物質を…

無条件に戦争に反対せよ!

戦争には無条件に反対せよ。 どのような戦争でも、どんな理由の戦争であっても、それが戦争である以上は反対すべきだ。 このように言う者がいる。「戦争にもいろいろな理由があり、さまざまな内容がある」「そういった構造的なことを無視して十把一絡げに戦争に…

戦争はなくなるか?

全く戦争の無い世の中が来るかといえば、まず非常に難しい。結果は、わからないというしかない。 少なくとも、男がいるかぎり、戦争はまずなくならない。或いは、男の全て、せめて殆どが、いま言われるいわゆる「草食男子」になればべつかと思う。 その理由を…

戦争の理由

戦争の理由など判らない。部分的には解ることもあるかもしれない。分かったような感じになる時もあるかもしれない。しかし、本当のところは、わからないのだと思う。 戦争の一般のことでもそうだが、たとえば日本でも、昭和の戦争なども結局は本当に誰でもが…

こだわり

「こだわり」が良いことのように言ったり思ったりというのは、それは嘘だ。神話にすぎない。 こだわりを何か高級で特別なものと思い込みたいという我執にすぎない。コンプレックスをごまかしたい権威主義のあらわれでしかない。 本当に実際的なことで、その必…

ブランドと平和

ブランドは必ずしも高級品ではない。安物でも、なんらかの意味や理由で「贅沢」を感じたら、それはブランドと言える。 衣類やファッションでも、食事や家屋でも、読書やテレビでドラマを楽しむことでも、SNSでも、もちろん家族の日常生活も恋愛も、仕事の仕方…

ロシアの戦争と食文化

ロシアの戦争は、食文化の不足による。ロシアが食糧や農産物などが多いとしても、食文化は乏しい。そうでなければ戦争にはならない。 表面的に政治指導者によって戦争が為されているとしても、その根本原因は食文化の貧困にある。 贅沢な食事やグルメが良い…

ナショナリズムの恐怖

ナショナリズムほどひどい、人間の悪行はない。 戦争はもちろん、さまざまな紛争、テロ、暴力、抑圧社会や独裁政権、拷問をはじめさまざまの残虐行為、差別、排除、 すべてはナショナリズムに発している。ナショナリズムをここでは、「閉鎖的な或いは抑圧的な…

知識の無い幸福

皮肉や逆説ではなくて、本当に素直に「知識はいらない」「知識の無い幸福」と言える時代が来たと思う。 少なくとも「知識を多く持っている人は不幸だ」と言える時代になった。 もっと言えば「教養の不用」「博学の有害さ」ということが言える。 無用な知識の集積が、混…