2022-01-01から1年間の記事一覧

多忙と充実

ひとは自分が必要とされることを求める。だから多忙なことが必要だ。「忙しい」という状態で、自分が他者や世の中のために何かをやっている感覚になれればいいのだ。本当のことは解らない。そのように感じられていればいいのだ。 自分が何かで役立っている感覚…

集団の付き合い方

集団は強い。必要とされるからだ。そして集団に関わらねば個人は生きられない。何かに寄り添うことで個人は成り立つからだ。 人間は利己的な者も利他的なものもいる。だがそれは関わりの在り方であり、精神的なことや観念の問題ではない。 ひとは生きやすい…

報道が戦争を生む

報道が戦争を生む。戦争は報道によって生まれ、報道によって再生産される。報道が戦争を止めることはない。そもそも報道がなければ戦争はない。 報道が戦争を作った。報道が軍隊を生んだ。報道が軍国主義を育てた。 すべての戦争報道は犯罪で人類最大の悪行…

国際報道は戦争宣伝だ

すべての国際報道は戦争宣伝だ。それらはみな、戦争を見せ、戦争に興味を持たせるためになされる。戦争を知れば戦争に興味を持つ。戦争に興味を持てば、戦争を好きになり、戦争をしたくなる。 どんな内容でも、どんな表現であっても、どのような言葉を使おう…

真理は無い

真理は無い。これは真理は無いというのも「真理ではないか」などという言葉あそびやレトリックではない。本当に真理は無いのだ。 真理は無いのだから、真理は求めない。そして真理は必要ない。必要ないものは、ありえないのだ。 めちゃめちゃにやればいい。な…

明治維新は軍国主義だ

明治維新は軍国主義だ。日本は近代化のスタートから軍国主義だった。近代化とは帝国主義化であり、帝国主義とは軍国主義の経済的・社会的および思想的な基盤だ。 明治政府は軍隊を持った。侵略のためだ。明治維新は権力を持った。全体主義のためだ。明治政府…

選挙は戦争と同じ

選挙は戦争と同じだ。戦いだからだ。選挙は殺し合いだ。候補者を落選させるからだ。選挙は権力闘争であり、それは男性特有の闘争本能の現れだ。 選挙は勝敗を競う。優劣を決めるためだ。くだらない。くだらないことに価値があるように思わせることが、権力者…

平和に国際法はいらない

平和に国際法はいらない。むしろ国際法が戦争を助長する。国際法を守っているという言い訳が戦争を正当化している。国際法など平和に関係ない。戦争であれば悪い、そう言い切ることが大切だ。それを戦争の定義だの、正しい戦争だの、次々と理由を作って戦争…

明治維新の間違い

明治維新は必要だったのか? たしかに徳川の封建社会のまま、当時の西洋の圧力を受け容れることは難しかったとは思う。いわゆる近代化を急いだ事情もわかる。 しかし明治政府、維新政権が、軍事力に過大な期待をしてそれに頼っていったのはどうだろうか? 西…

戦争はファシズムだ

戦争はファシズムだ。ファシズムでない戦争はありえない。民主国家の戦争など嘘だ。戦争をする国家はすべてファシズムでナチズムで全体主義で軍国主義だ。暴力を好む人間だけが戦争をする。 戦争はファシズムだ。戦争はファシズムと同義語で、ただ体制と行為…

戦争が戦争を生む

戦争を生むのは戦争である。戦争は平和からは生まれない。戦争によって平和になることはない。平和がほしいなら戦争をしないことだ。 戦争をしなければ、それでいい。戦争に関するいっさいの理屈を信じるな。戦争には理由などない。戦争に理由をつけるだけだ…

戦争に知性は無力

戦争に知性は無力だ。訓練や体力も無力だ。法やシステムも無力だ。報道や情報も無力だ。教育や意識改革も無力だ。経済も無力だ。権威も権力も無力だ。愛も誠意も無力だ。どんな高邁な理念も思想も宗教も無力だ。精神も肉体も無力だ。 ありとあらゆることが戦…

戦争報道は犯罪だ

戦争報道は犯罪だ。それ自体が罪悪である。戦争の悲惨さを伝えようと、戦争の虚しさを回顧しようと、それが戦争である限りは、戦争に加担し、戦争の再生産と戦争の継続そして更なる戦争の拡大に貢献をすることになるのだ。 戦争に触れてはいけない。 戦争に…

戦争は体験が全て

戦争は体験が全てだ。だから戦争を伝えることは不可能だ。戦争を伝えた気になる。戦争を知った気になる。それだけだ。 真に戦争を否定し平和を欲するつもりならば、戦争に関することは、いっさい伝えない、知らせない、語らない、描かない、教えないことだ。…

戦争を教えるな

戦争を教えるな。学校であろうとメディアであろうと市民団体がすることであろうと、戦争を教えないことが大切だ。戦争は、戦争を教えることによって生まれる。いわゆる戦争を娯楽やゲームのように扱ったものだけでなく、戦争に批判的なものや戦争の悲惨さを…

言語の壁

言語の壁は、厚く高い。民族の摩擦や確執の大半は、恐らく言語の問題だろう。それに宗教や政治や歴史の問題などが加われば、尚更それは深刻になるだろう。 強い側が言語を使う場合に有利になる。すべての人々が、自分の言語を使うことができるのが、やはり本…

西欧からの解放

近代日本は西欧の束縛から出発した。それは戦前期の日本の知識人と呼ばれた人々に、西欧との格闘を強いた。西欧が意識的にしたわけではなかった。西欧にとって日本など、しょせん成り上がりのアジア人の新興国家にしかすぎない。 日本の知識人は西欧を気にし…

政治的無関心を勧める

政治に関心が無いということは、権力に関心が無いということだ。それはとても良いことだ。 投票をするなとは言わない。だが投票をしなくてもよい。政治に関心を持つな、とまでは言うつもりはない。しかし権力には無関心なほうがいいと思う。政府の人事や政権…

左翼の熱意だけ尊重せよ

左翼思想や左翼運動は、その熱意だけを尊重せよ。熱意は青春のエネルギーであり人生の糧となる。 しかし左翼の政治や国家は信じるな。左翼は理想主義だから、情熱的になる。だが理想主義ゆえに、現実の壁にぶつかることが多い。そのときに焦りが生じる。焦り…

自衛隊はレスキュー隊だ

自衛隊はレスキュー隊である。もう少し言えば、警察と消防と防災活動のための組織だ。そこにさらさ必要に応じて、医療活動もすれば、災害時などの復興作業もする。機雷や地雷の除去のような人道に関わることもする。紛争地域などの停戦監視や選挙管理などを…

自民党の価値

自民党は日本でいちばん価値ある政党だ。 自民党は、いいかげんな政党だ。適当だ。だから支持が多い。 正しいかどうかは誰もわからない。だから、とりあえず何とかなりそうだ、ある程度はやれるだろう、そういう自民党が支持されるのだ。 自民党は、批判され…

改憲だけはするな

9条はもちろん、改憲をしてはならない。なんでもいいが、とにかく改憲はしてはいけない。防衛費がどうの、核の共有論がなんのと、知らん。 とにかく改憲はしない。 第9条は文化だ。批判や異論はあっても、日本で天皇の存在を認めていることは、おおよその…

軍事なき権力なし

軍事があって権力はなりたつ。権力のために軍事が必要なのではない。軍事のために権力が必要なのだ。男の欲求は暴力につながる。暴力を組織化したのが軍である。軍は戦争を為す。その必要上に権力は生まれた。つまり権力は戦争のために生まれたものなのだ。…

環境と感性

感性は独自のものではない。それは環境で変わり環境しだいだ。 はやい話、雪など降らないかめったに降らない地域の或る人間が「雪は美しい」と感じたとする。しかし雪国の人々にとっては「雪なんて見たくもない」と言うかもしれない。 もちろんそのなかにも個人…

明治政府のバカさ加減

明治政府が軍隊を持ったことがそもそもの間違いだった。だが百歩譲るとして、できてしまった軍隊は、とりあえず仕方ないとしよう。しかしだめだ。軍隊を持てば、やはり戦争をしたくなる。軍事は戦争とイコールなのだ。 それでも、やはり朝鮮への介入は、くだ…

明治維新なんてくだらない

明治維新はくだらない。軍隊を作ったではないか。あの時に明治政府がヘンな西洋への対抗意識など持たないで、かなわないことは諦めたらよかったのだ。せっかく武士をなくし、刀をさして外に出ることを禁止したのだから、ついでに国としての軍事力も廃棄して…

軍事とは何か?

軍事の本質は遊戯だ。その遊戯は、玩具での遊び、つまり「ごっこ」である。どんな大義名分を立てようと、如何なる立派そうな思想信条を言い立てようともーーその本質的な中身は「ごっこ」である。そしてそれは、男の子の「ごっこ」で遊びだ。「ごっこ」という遊戯と…

ひがみ

「ひがみ」は最も下品な行為である。そして「ひがみ」は最も人間的な感情である。だから人類は不幸なのだ。人間などと言わない。「人類」と呼ぶ。その人類のすべての悲劇は、そして同時に喜劇は「ひがみ」から派生している。 「ひがみ」はプライドと対にある。 ひがみ…

時代と歴史そして世代

時代とは何か?すべてだ。 歴史とは何か?普遍の過去だ。 世代とは何か?個人の記念写真だ。 時代・歴史・世代ーーその三つが寄せ合って「とき」は作られる。 個人が、たとえわずかでも、記憶と歴史的な事件が重なれば、それはその個人にとって「普遍的な時代の…

諸悪の根元プライド

プライドより悪いものはない。プライドが無くなれば人は幸せになれる。少なくともプライドがあるよりも良くなる。なぜか?「こだわり」と「偉そうにしていたい」と「ほめられたい」がなくなるからだ。 プライドはすべてを滅ぼす。 人は素直になれない。素直がいい…