時代と個人

個人は時代によって制約もされるし、また可能性も拡大させる。

日本の高度成長期は、活気があった。もちろん問題も抱えていた。しかし基本的には、個人は、その道や方向に突き進んで行こうとするエネルギーを持つことが出来た。

高度成長期が終わり、比較的に安定化とバブルそして冷戦終了に渡り、人々は不安な中で、諦め、社会変革と、そこそこの安定と充溢を生きるようになった。

ネット社会をはじめ、情報の飛躍的な広がりと技術の発達によって、現代は「個人の個性をどのように活用していくか」という、個人が如何に社会を活用していくか、ということが問われる時代になった。

情報とコミュニケーションと人間関係の在り方が問われる時代となった。