自己評価をしないのが強み

承認欲求という言葉を聞いて久しい。最初に誰が言ったか、僕は知らない。

しかし確信を持って言えることは、自分が人からどう思われているか、どう言われているか…そういった自己の評判を一切考えないことは、幸せだということだ。

他人への気遣いや配慮は大切で、人間関係を上手にしていくことが、自分自身のためにも、相手や周りのためにも一番良いのだと思う。結局はそれが個人も社会も良くなっていくのだと思う。

だから他者に対しての配慮や思いやりは忘れないようにして、でも自分自身に対する評価などは考えない、そんなことに何の興味もない。それよりも、仕事なり趣味なり人間関係なり、自分の好きなものや夢中になることに専念する。そのほうが、ずっと楽しい。

人類の欲望のなかで自意識は最もやっかいで、面倒くさいものだ。それはパワーやエネルギーの元になるかもしれないが、同時に、破壊や暴力、抑圧や支配を生み出すことも多い。

評価や優劣の価値観から自由になれたとき、人はもっと幸せになれると思う。