2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧
戦争は人類に敵対する悪の帝国である。それは人類の負の部分が拡大した悪魔だ。だからこの帝国は、政治や国家や軍隊や組織や集団などにその原因と責任を帰すべきではない。 メディアや世論は、あたかもプーチンが戦争の主役であるかのように報じているが、そ…
一般的な言い方として「ウクライナ頑張れ」はいい。同時にその内容を考えることも大切だ。 ウクライナの人々のなかには、いろいろな立場や考え方の人がいると思う。侵略をされている側にたいして「あなた達を応援する人間がいる」という気持ちから「ウクライナ頑…
日本国憲法の第2章は「戦争の放棄」と記されている。いわゆる第九条のことだ。この条文はさまざまに解釈されてきているが、ひと言でいえば非戦の理念と規定である。細部の解釈や論議はあっても、すくなくとも「国家は戦争をしない」ということだ。 第九条に国防…
戦争と平和の問題は政治的だと思われているが自分は違うと思う。政治とか宗教とか特定のイデオロギーや民族の問題を超えた「国家など権力や集団の殺人や暴力」という感情の行為だと思う。「それを政治的と言うのだ」と言われたらその通りかもしれない。だが自分…
マスコミなどのマスメディアもSNSなどのネット社会のメディアにしても、メディアは情報源としてものごとの判断材料にしながら、同時に大事なことは、ウクライナ=ロシア戦争においては最も大切なのは非戦の概念だと思う。侵略と自衛を同じ立場にはしない。し…
ロシアがウクライナ侵攻をした当初しばらくは、メディアはもっぱらウクライナの惨状を伝えていた。次にウクライナへの支援を訴える情報が目立った。最近のメディアは、盛んにプーチン大統領の言動を、それもセンセーショナルに伝えているように感じる。 凶悪…
ウクライナへの支援は、非軍事的なことに限るべきだ。日本は非軍事的な支援だけをおこない、他の諸国や国際社会もそれに徹すべきだ。 支援は、医療や飲食など、保健や生活のために徹する。日本にせよ、他の諸国や国際機構にせよ、官民を含めてそれに協力する…
「ウクライナ頑張れ」はいい。だがそれはあくまでウクライナの人々の気持ちや立場を尊重する、というその理由と目的のために、ということに限定される。当然ながらウクライナ人にも、いろいろな立場や考え方の人々がいるだろう。それぞれの人を尊重しなければ…
ウクライナにとってはもちろん、ロシアにとっても、そして人間にとって、今いちばん大切なことは何か?それは、すぐに戦闘をやめることだ。ほかのどんなことよりも、まず戦いを停止することが大事なのだ。 そのほかのー停戦後の不安とか、ロシアの覇権に対す…
国家を擬人化してはいけない。 愛国心は国家を擬人化することによって成り立つ思想だ。それは個人から家族、家族から郷土、郷土から国へと、集団を拡大していき、究極的に国家という組織を擬人化することで「国家を愛することは個人を愛すること」というように…
もし憲法第九条が臆病者のシンボルだと言われたら、それでいいと思う。臆病者であるとしても、死ぬよりもましだ。そこまでしていのちが惜しいのかと責められ軽蔑されたとしても、いのちが守られ、助かるほうがいい。 プライドとか立場とか、国家とか利害とか…
日本国憲法第九条は、国民個人の生命を守ることを最重視したのだと思う。そのほかの、たとえば国の独立や誇りや経済や、そういった利害や価値よりも、まず「いのち」を守ることを優先したのだ。 だから、たとえ自衛のためであっても、戦争や武力行使を放棄した…
ウクライナ国民の避難が保障されたはずの時間にもロシアの攻撃は続いた。しかし遅ればせながら、ようやくロシアの攻撃が停止した。一時的なことであっても、戦闘が中断して、その間に少しでも人々が避難してほしい。 ウクライナ国民がすべて同じ考えなわけで…
国際社会でロシアを国連の常任理事国から解任しようという動きがあると聞く。主旨は解るしべつに反対はしないが、ただ自分としてはそこに強く固執する必要はないと思う。 常任理事国などというものは、5大国の権威と、大戦後の世界を「良識」ある指導によって…
ウクライナ国民が避難するための停戦を繰り返しおこなうことを主張する。たとえ「一時的」な「短時間」のものであっても、戦闘が停止すれば、その間だけであっても死傷者が出なくてすむ。もちろん、少しでも多くの人々が避難することも出来る。二重の意味で人々…
政治家とは何か?ーそれは、社会的には国民の利害に対して責任をとることであり、個人に対しては少数派弱者の味方になる決断をすることである。 外交においてはどうか?貿易摩擦、領土問題、民族的歴史的な問題、自国が不幸にして紛争や戦争の当事国になって…
ウクライナ=ロシアの戦争に関して、日本国民のなかにも国際義勇軍に参加しようとする人々がいるときく。 ここで考えねばならないのは、義勇兵を応募したウクライナで求めているのは、軍事能力だということだ。侵略を受けているウクライナがそれを求めること…
ウクライナとロシアの戦争に関してのみ言えば、世界の首脳陣をはじめ、政治家たちは「政治」を棄てよ、と言いたい。ここでいう政治とは、権力・権威やそれに関連して派生するさまざまな軍事的・外交的・経済的その他の文化的・民族的・人種的・イデオロギー的…
ウクライナとロシアの戦争で何をするべきか?ー日本政府としては、まず停戦を呼びかけることだ。現に行われている殺傷を止めることが何よりも大切だ。だからまず戦闘をやめることだ。停戦に伴う内容は確かに大事だが、最も大切なのは、こうしているあいだに…
ウクライナとロシアは、1分でも1秒でも早く停戦すべきだ。「なまじかの停戦をすると結果的に更にひどい状態になり、再度の戦争になって、けっきょく、より大きな戦いになり、より多くの人命が失われる。だから安易な停戦はするべきではない」といった意見も…
戦争は政治の手段だとしても、必要なことは政治的であってはならない。先のことも大事だが、まずは戦争をやめることだ。戦争やめることによって、政治的・経済的そのほかのどんな問題が派生する恐れがあっても、戦争をやめることが最優先されるべきだ。なぜ…
烏露(ウロ)戦争という言い方は、自分が勝手に付けたものだ。ほかの人や団体や機関などが、そういった呼び方をしているとは思わないし、また今後そのような言い方をするかどうかも判らないが、とにかく烏克蘭(ウクライ)と露西亜(ロシア)の戦争ということで、…
他者や世の中についてどう考えるかはまたべつにして、すくなくとも自己に対しては無評価なことが、いちばん幸せだと思う。 自己評価とか、最近よく言われる承認欲求のことだとか、そういうことはどうでもいいと思う。それをなにも考えたり感じないことが、い…
時間にすれば僅か2分間ぐらいのオープニングだけの場面で、なぜ白鳥の騎士が、あれほど「かっこいい」と感じたのか?なぜ、そこに感動さえもおぼえたのだろうか? 何回か繰り返しそのオープニングを観て、僕はそのことを考え、また新たに感じた。そして、こう…