戦争は悪の帝国

戦争は人類に敵対する悪の帝国である。それは人類の負の部分が拡大した悪魔だ。だからこの帝国は、政治や国家や軍隊や組織や集団などにその原因と責任を帰すべきではない。
メディアや世論は、あたかもプーチンが戦争の主役であるかのように報じているが、それは表面的なことであって、真の指導者は戦争そのものである。プーチンはたしかにロシアの大統領だが、彼はロシア軍の総指揮官ではあるが、その彼を動かしているのは戦争である。だからプーチンの挙動などをいくら採り上げたところで殆ど意味はない。プーチンなど戦争という名の「悪の帝国の魔王」の「小者の手先の1人」にしかすぎない。
だからプーチンの報道や批判など、ほどほどにしたほうがいい。するな、とはいわないが、必要以上にすることは、時間や労力の無駄であり、そのぶんだけ、もっと重要なことを忘れてしまう。重要なこととは何か?それは
非軍事の人道的支援であり、難民の受け容れであり、そして停戦である。
戦争は人間の意思ではなくて、戦争そのものが意思を持っているのだ。
プーチンなど相手にするな。
戦争は、政治の延長ではない、それは政治の破滅だ。戦争は外交と両立しないし、平和と共存できない。戦争は、ただそれをやめるしかない。