環境と感性

感性は独自のものではない。それは環境で変わり環境しだいだ。

はやい話、雪など降らないかめったに降らない地域の或る人間が「雪は美しい」と感じたとする。しかし雪国の人々にとっては「雪なんて見たくもない」と言うかもしれない。

もちろんそのなかにも個人差はある。個人差も主観もあっても、しかし環境からくるその人にとっての、ものごとに対しての感受性や感情は変わる。

感性は独立して在るものではない。感性もまた環境で変化する。