2022-12-18から1日間の記事一覧

政治的無関心を勧める

政治に関心が無いということは、権力に関心が無いということだ。それはとても良いことだ。 投票をするなとは言わない。だが投票をしなくてもよい。政治に関心を持つな、とまでは言うつもりはない。しかし権力には無関心なほうがいいと思う。政府の人事や政権…

左翼の熱意だけ尊重せよ

左翼思想や左翼運動は、その熱意だけを尊重せよ。熱意は青春のエネルギーであり人生の糧となる。 しかし左翼の政治や国家は信じるな。左翼は理想主義だから、情熱的になる。だが理想主義ゆえに、現実の壁にぶつかることが多い。そのときに焦りが生じる。焦り…

自衛隊はレスキュー隊だ

自衛隊はレスキュー隊である。もう少し言えば、警察と消防と防災活動のための組織だ。そこにさらさ必要に応じて、医療活動もすれば、災害時などの復興作業もする。機雷や地雷の除去のような人道に関わることもする。紛争地域などの停戦監視や選挙管理などを…

自民党の価値

自民党は日本でいちばん価値ある政党だ。 自民党は、いいかげんな政党だ。適当だ。だから支持が多い。 正しいかどうかは誰もわからない。だから、とりあえず何とかなりそうだ、ある程度はやれるだろう、そういう自民党が支持されるのだ。 自民党は、批判され…

改憲だけはするな

9条はもちろん、改憲をしてはならない。なんでもいいが、とにかく改憲はしてはいけない。防衛費がどうの、核の共有論がなんのと、知らん。 とにかく改憲はしない。 第9条は文化だ。批判や異論はあっても、日本で天皇の存在を認めていることは、おおよその…

軍事なき権力なし

軍事があって権力はなりたつ。権力のために軍事が必要なのではない。軍事のために権力が必要なのだ。男の欲求は暴力につながる。暴力を組織化したのが軍である。軍は戦争を為す。その必要上に権力は生まれた。つまり権力は戦争のために生まれたものなのだ。…

環境と感性

感性は独自のものではない。それは環境で変わり環境しだいだ。 はやい話、雪など降らないかめったに降らない地域の或る人間が「雪は美しい」と感じたとする。しかし雪国の人々にとっては「雪なんて見たくもない」と言うかもしれない。 もちろんそのなかにも個人…

明治政府のバカさ加減

明治政府が軍隊を持ったことがそもそもの間違いだった。だが百歩譲るとして、できてしまった軍隊は、とりあえず仕方ないとしよう。しかしだめだ。軍隊を持てば、やはり戦争をしたくなる。軍事は戦争とイコールなのだ。 それでも、やはり朝鮮への介入は、くだ…

明治維新なんてくだらない

明治維新はくだらない。軍隊を作ったではないか。あの時に明治政府がヘンな西洋への対抗意識など持たないで、かなわないことは諦めたらよかったのだ。せっかく武士をなくし、刀をさして外に出ることを禁止したのだから、ついでに国としての軍事力も廃棄して…

軍事とは何か?

軍事の本質は遊戯だ。その遊戯は、玩具での遊び、つまり「ごっこ」である。どんな大義名分を立てようと、如何なる立派そうな思想信条を言い立てようともーーその本質的な中身は「ごっこ」である。そしてそれは、男の子の「ごっこ」で遊びだ。「ごっこ」という遊戯と…

ひがみ

「ひがみ」は最も下品な行為である。そして「ひがみ」は最も人間的な感情である。だから人類は不幸なのだ。人間などと言わない。「人類」と呼ぶ。その人類のすべての悲劇は、そして同時に喜劇は「ひがみ」から派生している。 「ひがみ」はプライドと対にある。 ひがみ…

時代と歴史そして世代

時代とは何か?すべてだ。 歴史とは何か?普遍の過去だ。 世代とは何か?個人の記念写真だ。 時代・歴史・世代ーーその三つが寄せ合って「とき」は作られる。 個人が、たとえわずかでも、記憶と歴史的な事件が重なれば、それはその個人にとって「普遍的な時代の…

諸悪の根元プライド

プライドより悪いものはない。プライドが無くなれば人は幸せになれる。少なくともプライドがあるよりも良くなる。なぜか?「こだわり」と「偉そうにしていたい」と「ほめられたい」がなくなるからだ。 プライドはすべてを滅ぼす。 人は素直になれない。素直がいい…

戦争を拡大させる戦争報道

戦争報道は戦争を拡大させる。武器や戦況や占領地のことや戦略や義勇軍や戦争犯罪のことはもとより、戦災の悲惨さを伝えることも、戦争に関する報道や情報は、すべて戦争の肯定につながる。 戦争は、報道によって拡大し、継続される。 人は戦争を意識するこ…

戦況情報のくだらなさ

スマホに入ってくる情報ーーlineだか個人発信だか、マスメディアか通信社かーー情報源はいろいろかもしれないが、ウクライナの戦況が頻繁に入ってくる。関連して武器供与や義勇軍・傭兵などの情報も入ってくる。 くだらない。表現の自由を前提にした上で、そ…

暴力から生まれた男

暴力が男を作った。男が暴力を生んだわけではない。男とは、もともと暴力から生まれたものなのだ。暴力によって派生した遺伝子が男である。だから暴力と無縁な男などありえない。ゆえに男から暴力を奪うことは、男に死ねと言うに等しい。 だから暴力を否定し…

男が作った国家

当然ながら国家を作ったのは男だ。国家は女とは、いっさい無縁だ。 共同体は国家ではない。社会も国家ではない。 国家とは支配の全てである。 軍隊を持たない国家はない。だから軍隊の無い国は、名目や形式上は国家と呼ばれても、じっさいには国家ではない。…