ナショナリズムの恐怖

ナショナリズムほどひどい、人間の悪行はない。

戦争はもちろん、さまざまな紛争、テロ、暴力、抑圧社会や独裁政権、拷問をはじめさまざまの残虐行為、差別、排除、

すべてはナショナリズムに発している。ナショナリズムをここでは、「閉鎖的な或いは抑圧的な集団主義」というように定義する。

細かい理屈や厳密な定義性などは、どうでもよい。要するに、集団は必要なものであると共に、つねに抑圧的で排他的な危険性を伴うものだということだ。

ナショナリズムは怖い。それだけは認識しておいたほうがよい。