哲学と科学は結合する
すべては哲学と科学の結合に向かう。細かい説もその時々の実証も、そしてうるさい議論もーーいっさいは関係ない。
経験的に、感覚的に、すべて重要なことは「存在の仕方」にある。結局はそのほかには、価値も意味もない。
人間を含めて、生物を含めて、物質を含めて、その他のいっさいを包括してーーそこに意思があろうが無かろうかーーモノも、ものごとも、すべて存在しているということだ。
りくつなど、どうでもいいから、とにかくものごとは存在しようとする。それが答えだ。
個体と群体は何が違うか?個々と集合はどこが違うのか?それは根本には共に存在するためということ以外は判らない。個が群のために滅ぼうが、群が個を守るために戦おうが、それらはすべて結果でしかない。要するに存在するためであり、その意志とか感情とかいうものは、結果からこじつけ名付けられたことでしかない。
なんのためであるかなどはいい。ものごとは存在しようとする。結果は、それが可能か不可能かに過ぎない。