2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

保身の時代

臆病、自己中心的、いいかげん、御都合主義、甘え、適当、卑怯、怠け者、横着、めんどくさがり、小心者、責任転嫁、そして「いいわけ」または自己弁明ーーこれらの性格、人格、人柄、パーソナル、人間性…等々といったこと、それこそ最も人間らしく、素直で正直…

「いいわけ」の大切さ

「いいわけ」は素晴らしく必要なものだ。いいわけ、弁明、自己弁護、いいのがれ…なんと良いものだろう。 とかく「いいわけ」を責任のがれ、責任回避と言われることが多い。それはどうでもいい。人間は「いいわけ」する生きものだ。自分を守りたいというのが、人間…

自己愛・自己肯定

愛の原点は自己愛。利他主義や博愛が尊敬されるのは、それによってその愛から利益ーーその利益というのは物質的なものでも精神的なものでも、その他種類や形はなんでもいいのだがーーそれによって得をする人々がいるからだ。自己愛と博愛および利他主義は、…

ただの生きもの

人間は、ただの生きものだ。人間を特別に考えることで、人間は不幸になった。言語をもつ、道具を使う、思考する、二足歩行する…! それでどうだというのか? 価値を求めるから、おかしくなった。価値なんか、存在しない。実際には価値など存在しないが、ただ…

暴力と権力

暴力と権力は、両方、悪い。 だが暴力のほうが、より悪い。暴力は無制限な破壊と攻撃だからだ。 攻撃と破壊、それは人間に対して、人間以外の生き物に対して、肉体や身体に対して、精神や心に対して、そのほかあらゆるものに対しての否定的行為である。社会…

生まれかわり

生まれかわりは常におこなわれている。それは再生の歴史である。消滅と孵化と発酵、酸化、還元…すべて生まれかわりの姿だ。 そこに脳から派生・分離・飛翔が為されて、常に生まれかわりを反復する。宇宙の塵はすべて生まれかわりだ。それはビッグバンの遙か…

思い込み

たいていは思い込みで生きている。それが多い。当然そのときは思い込みとは思っていない。あとになってそのことに気づき、恥に感じ、後悔する。いちおう反省したつもりで、しかしまた似た間違いをすることも多い。思い込みから、なかなか脱することが出来な…

目先の利害が大事

目先の利害が大事だ。 「目先の利害に惑わされるな」「目先の欲に目が眩んではいけない」「損して得取れ」…等々、これらの格言は、みな人の本性に反した言い方だ。それは無理なこと、無理とはいわずとも、かなり難しいことだ。難しいから、そのように「あえて」言っ…

冷戦後に

冷戦が終わったのがいつかという正確なことを僕は知らない。象徴的な出来事としてはベルリンの壁崩壊だろうし、東側の大国が消滅したということではソ連崩壊だろう。どちらにしても、1992年からは「冷戦後」と呼んで、まず間違いではないだろう。 冷戦後の数年…

真珠湾奇襲と原爆投下

僕はなぜアメリカが、ことあるごとに原爆投下と真珠湾奇襲を結びつけるのか分からなかった。真珠湾のことと原爆は別だと思っていたからだ。だが最近なぜか、アメリカの言うことが解るような感じになってきた。ーーアメリカにとっては、それほど真珠湾は憎む…

真珠湾奇襲と原爆投下

僕はなぜアメリカが、ことあるごとに原爆投下と真珠湾奇襲を結びつけるのか分からなかった。真珠湾のことと原爆は別だと思っていたからだ。だが最近なぜか、アメリカの言うことが解るような感じになってきた。ーーアメリカにとっては、それほど真珠湾は憎む…

真珠湾奇襲と原爆投下

僕はなぜアメリカが、ことあるごとに原爆投下と真珠湾奇襲を結びつけるのか分からなかった。真珠湾のことと原爆は別だと思っていたからだ。だが最近なぜか、アメリカの言うことが解るような感じになってきた。ーーアメリカにとっては、それほど真珠湾は憎む…

真珠湾奇襲と原爆投下

僕はなぜアメリカが、ことあるごとに原爆投下と真珠湾奇襲を結びつけるのか分からなかった。真珠湾のことと原爆は別だと思っていたからだ。だが最近なぜか、アメリカの言うことが解るような感じになってきた。ーーアメリカにとっては、それほど真珠湾は憎む…

真珠湾奇襲と原爆投下

僕はなぜアメリカが、ことあるごとに原爆投下と真珠湾奇襲を結びつけるのか分からなかった。真珠湾のことと原爆は別だと思っていたからだ。だが最近なぜか、アメリカの言うことが解るような感じになってきた。ーーアメリカにとっては、それほど真珠湾は憎む…

真珠湾奇襲と原爆投下

僕はなぜアメリカが、ことあるごとに原爆投下と真珠湾奇襲を結びつけるのか分からなかった。真珠湾のことと原爆は別だと思っていたからだ。だが最近なぜか、アメリカの言うことが解るような感じになってきた。ーーアメリカにとっては、それほど真珠湾は憎む…

けっきょくは権威主義

男は闘争と競争が好きだ。それがゲームやスポーツなどにとどまっているあいだはいいとしても、本質的には闘争心と競争意識は、権威主義に通じる。闘う、争う、競う…それは「自分が他者よりも優れていたい」「自分が他よりも上だ」と思いたい、そう見られたい。そ…

時代は社会の集合

社会の集合体が時代だ。その社会が集約されたものが時代だ。 ひとたび時代が形成されてしまうと、その時代の動きを変えることは不可能だ。そうであれば、時代に逆らうことは、無駄とまでは言わなくても、まずは徒労に終わるのが殆どだ。 だとすれば、もした…

真理の浮遊性

真理は大げさに聞こえるなら、「ほんとうのこと」でもいい。 ほんとうのこと、は「ほんとうは」わからない。ほんとうだと思っている、ほんとうだと感じている、それが実際のところは「ほんとう」なのだと思う。 それでも「ほんとうのこと」は、やはりいいものだとい…

戦争の記録映像

厳密に戦争だけでなく広い意味で戦前から戦後にかけて、テレビを中心に放送される映像。とくに終戦記念日が近づくと例年それらの映像が放送される。それを何度も観ているうちに、映像の場面に対する慣れのようなものが生まれてくる。 戦前のものでいちばん印…

人間を生物として

人間を生物として考える。それを本当に生物そのものだと思うことが大事だ。あくまでも、生物の中のヒトという生き物、生物の世界の中のその1種類だということを知るべきだ。 人間が他の生物に比べて特別かどうかは、どうでもいいことなのだ。ただ他の生き物…

戦後の映像

まず焼け野原の東京の全景。次に皇居前でひざまづく人々。泣いている女性がいて、でもいちばん印象深いのは、坊主頭に眼鏡の男性。 そして次はたいてい厚木に降りるマッカーサー。軍艦ミズーリ号の甲板での降伏文書調印。 あとは…闇市に復員兵、米兵の乗った…

戦争報道は無機質を生む

カメラマンやジャーナリストなどのいわゆる戦争報道や、たとえば終戦が近づくと日本のメディアで放送をする戦争の特集番組など、ーこれらはーこれらは、と十把一絡げにするようで申し訳ないがーそれは「戦争」を無機質化する。悲惨さや残酷さを、戦争の虚しさ…

思想は病の社会化

思想は高尚低俗は関係ない。それは社会が病人になることだ。病人は病気が人格をもつことだ。 社会が個人に追いつくことが出来なくなると、病気というかたちで抵抗し、病人は市民権を得る。それが思想だ。思想が強く巨大化すれば社会は死を迎える。それは新生…

依存・甘え・依頼心

依存は生物の必然だ。もちろん人間を含めて。 甘えは、依存の群と個の分離と癒着を兼ねたものといえる。 依頼心は、個の形成への衝動と、それに抵抗する本能だ。 依存・甘え・依頼心、ー それらはいずれも、広い意味で胎動期といえる。 そこに意識的な欲求が…