依存・甘え・依頼心

依存は生物の必然だ。もちろん人間を含めて。
甘えは、依存の群と個の分離と癒着を兼ねたものといえる。
依頼心は、個の形成への衝動と、それに抵抗する本能だ。
依存・甘え・依頼心、ー それらはいずれも、広い意味で胎動期といえる。
そこに意識的な欲求が明確に生まれると、それは自立の完成に進むことになる。