承認欲求の再評価

承認欲求の必要性を感じる。

承認欲求に対して否定的な考えだったときもある。それが見栄や優劣の意識に結び付いて、無理や背伸びをして、他者との不必要な競争を生み出すと思ったからだ。しかし考えてみると、逆に承認欲求が充たされないことによって、過剰な優劣の感覚や必要以上な競争意識を生み出すのだと思うようになった。

承認欲求というのは、なにも特別なことではなくて、「ひとから求められたい」「世の中から必要とされたい」というごく自然の感覚なのだと思う。

すべての人々が「自分は必要とされている」と感じることができるような世の中になったらいいと思う。それがいちばんいい社会だと思う。