競争と社会

競争が社会を作った。社会が競争を作ったのではないと思う。競争が敵と味方の関係を作り対立そして争いを生んだ。優劣と差別が生まれた。傷つけあい、善悪を決めたがり、憎しみと悲しみの世界になった。人々は不幸になった。社会は、組織と制度と仕事でできている。国と法律と会社で成り立っているともいえる。これらは競争が作った。競争によって生まれたものだ。
競争・優劣・対立・戦いが、組織を、制度を、戦争や争いを、暴力と破壊を、権力と法律と国家と抑圧を生んだ。ーーすべて男社会によって生まれたものだ。男は必要を超えるものを欲しがる。それがさまざまな不幸を生んできた。競争はスポーツやゲームや遊びや趣味などに留めるべきだ。競争がなくなれば社会も変わる。