空洞の脳ミソ

頭の中が空洞ということがある。脳ミソが無いということだ。ただ実際に脳ミソが無い例は少ないと思われるので、実質的には、脳ミソがあるには有るが、機能しないということだ。これが「空洞が脳ミソ」なのだ。
文字通り脳ミソがなくても、いちおう有るがその脳ミソが機能しない場合。結果は同じようなものだと思う。
僕の場合は、自分の数メートル先を飛んでいる脳ミソをいつも追いかけている感じだ。脳としての普通にいう機能や働きは全くないのだが、宙をとぶ力だけはあるらしい。
あれも脳類の一種なのだろうか?と思いながら、僕は脳ミソのあとをついていく。脳ミソがどこへ行くのかは、わからない。