2022-07-27から1日間の記事一覧

理想主義の恐さ

理想主義の個人や団体が恐いのは、ひとつは「理想の実現のためには犠牲はやむをえない」という、目的達成のためには何をしてもいいというもの。 もうひとつは、理想主義者に対する、周囲の見方だ。現実にひどいことをしていても「理想のためにしているのだ!」「…

情緒

情緒って何だろう?よく解らないが、たぶん情緒は「情緒」なんだろう…きっとそうに違いない。辞書で調べる気にはならない。調べたって、解りはしないだろう。感じはしないだろう。文字と説明を読んで、頭で判るはずがない。…だから、情緒なんだろう。 そういう…

若さと反米

反体制は若さの現れのひとつだ。それだけでないとしても、反発や反抗と反体制が深く関連しているとは思う。 反発→反抗→反体制=反米というのは、とくに日本では解りやすい経緯かもしれない。 若者の特権が反抗だとすれば、反抗に正義が結びつけば、大なり小な…

巧みな偽善

近代西欧の精神的な影響力で最も大きなことは、エゴ、利己主義を「利己主義でない」かのように見せる技術だ。 すべて利己主義から出発する。本当にそうであるかどうかはべつにしても、主観では利己主義だ。すくなくとも、利己主義が前提であることを知っている…

データと主観

データの目的は主観だ。データの集め方は主観だ。データのまとめ方は主観だ。データの使い方は主観だ。データの伝え方は主観だ。データの感じ方は主観だ。データの受け取り方は主観だ。データの結論は主観だ。 説得力のあるデータとは、客観と思われるように…

主観

主観が、なんとなく敬遠されるのは何故か?主観は、当てにならないからだ。では客観は、当てになるのか?客観は、もっと当てにならない。ただ客観は、当てになると思われているのだ。だから明確なのは、客観だと思わせることが出来るかどうかだ。 客観も含め…