自衛官と改憲

自衛官改憲を望むだろうか?
結論をいえば、もちろん「判らない」と答えるしかない。自衛官にもいろいろな人々がいるだろうし、十把一絡げに言うことは出来ないし、決めつけることも出来ない。
ただ、それはそれで、思い出すのは、三島由紀夫が市ヶ谷でクーデターを呼びかけたときに、自衛官の誰ひとりとして、三島の呼びかけに応じた者はいなかったということだ。もちろんそれがクーデターという違法なものであり、また時代も違ったかもしれない。ただそれでも、すくなくともあの頃の自衛官が良識ある人々で、良識ある判断をしたのだということはいえる。
自衛隊は軍隊でも戦力でもない。無理や不自然さを感じても、軍隊でも戦力でも軍事力でもないということ。それが大事なことだと思う。だから自衛隊は合憲である。自衛官も合憲な仕事をしている。そこを徹底して主張すればいいのだと思う。
改憲の必要はない。