政治家と自衛官を全て女性にせよ

ものごと「絶対」ということはないにせよ、たぶん一般的に男のほうが女よりも「暴力性」「破壊衝動」「闘争本能」「競争意識」「権力志向」「支配欲求」といったことは強いと思う。
いまはとくにプーチン大統領の暴力性や権威主義のことが世間でいわれるが、ーーこれが仮にプーチンが女であったらどうであったろうか?と考える。そうなってみなければ判らないし現にプーチンは男性なのだから、そもそもこのような仮定が成立しないことは判っている。それでもあえてだが、やはり性別の影響は大きいと念わざるをえない。
ロシアや外国のことを今いっても仕方ないとして、とりあえず日本では、政治家と自衛官を全て女性にしたらどうかと思う。性別をこえて最後は個人の問題だろうが、前提的にそのようにする。すくなくとも、いまよりは暴力性や権力争い、執拗な勝敗や優劣のこだわり、意地やプライド…それらから生じる害悪は少なくなるのではないだろうか。
選挙権は男性もあってもいいとも思ったが、中途半端にせず、男性は選挙権もなくしてしまったらいいと思う。政治は女性だけがする。「女性が女性を選ぶ」、それに徹する。男性は政治から離れる。
自衛隊をなくせといっても無理だ。すくなくともすぐにできることではない。批判を言われながらも自衛隊の存在を肯定する人が多い。それなら自衛官をすべて女性にする。「男は戦争好きで女は平和的」と単純にステレオタイプで考えていいか解らない。わからないが、経験と感覚から、どうせ簡単には軍事力をなくせないなら、軍事力に携わる者は女性にしたら、かなり平和的な運用ができるかもしれないと思うのだ。
男は、暴力すなわち戦争と、権力すなわち政治と、いっさいかかわらない世の中が望まれる。