二つの役割

どんな役割かによっても違うし、そのひとの主観によっても異なるとは思うが、社会というのは人間を主に二種類の役割として認識しているのだと思う。それは同じ人間を、「与える側」と「貰う側」、「能動」と「受動」。具体的には、「生産者」と「消費者」、仕事と「それ以外」、公的と私的、といったような感じのことか。
要するに人間というのは、同じ1人の人間であっても、仕事・職業、公的および社会的な立場にいるときと、そうでない私的・私生活のときでは全く違うということなのだ。
おそらく多くの人々は、仕事をはじめとして「社会的」な立場にいるときが、いちばん「やりがい」を感じるのだと思う。