ロシアの核兵器使用を挑発するマスメディア

マスメディアはロシアの核兵器使用を危惧する報道をしている。これはロシアに核兵器を使わせたいからだ。そういった報道じたいが、ロシアを刺激し、ロシアに核兵器使用の機会を与えているのだ。核兵器使用のメディア報道によって、核兵器使用という可能性が認知される。「核」という言葉が飛び交うことで、ロシアは「これは核を使うことも可能性としてありなのだ」という認識を持ったであろう。「西側は我が国が核を使うかもしれないと思っている。それなら本当に使ってやろうではないか」という気にロシアをさせてしまうであろう。
つまり西側はロシアに核を使わせたいのだ。核を使わせて、ロシアをさらに、もっと悪者にしたいのだ。ロシアが核を使うとすれば、ウクライナに対してだろう。そして西側諸国やメディア報道は「ロシアはこんなに非人間的なことをした」という批判を浴びせかける。そのようなロシアに対しては何をしてもいいという免罪符を得る。
西側諸国やマスメディアは、ウクライナの人々にさらに苦痛を加えようとしている。ウクライナを犠牲にしても、ロシア非難をしたいのだ。これが政治であり、これが戦争なのだ。