性別の変容

世の中に犯罪は無い。あるのは男だけだ。男の存在が犯罪である以上、犯罪をなくすことは男をなくすことに等しい。

暴力と支配、これは男という存在の別な表現だ。しかし人類の半分は男なのだ。そうであれば現実的な解決は、男の変容であろう。男の消滅ではなく、男が男のままでありながら、男が完全に女化することだろう。科学的医学的を含めて男の可能なかぎりの女化をめざしていくような世の中にしていく。文化的に事実上の性差がなくなる、少なくともその性差が生活や社会で問題を感じずともすむようにする。

暴力と支配。優劣と差別。承認欲求とその弊害。それらはすべて男の本能と欲望から派生する。

男は自分が男に生まれたことに責任を感じる必要はない。しかし男には、世の中における負のエネルギーがあることを自覚するべきだろう。