多様化とは全て

多様化とは全てのことだ。しかしとくに重要なのは人間のことだ。

いろいろな人間が交わる必要がある。ごちゃごちゃに混ざるのだ。

幼い頃から、さまざまな人々がいっしょに生きることが大切だ。

性別ジェンダー、年齢、障害の有無、学歴、職業、経歴、家系、収入、財産、国籍、人種、民族、習慣、言語、宗教、思想、趣味、嗜好、容姿、能力ーーあらゆる意味と実態の全ての人々とーーみなが、幼い頃から触れ合い、関わり合う機会と状況を得られるようにする。

ことばや表面や形式だけのものではない、日常や生活を含めての交流、学習、協力の必要。

いろいろな人々がいるということが「あたりまえ」の世の中。

とくに意見や好みや立場や感性や価値観などの相違や個性があることを実感していけるような世の中にしていく。

本当の共生社会はそうしていかなければ実現はできない。

とくにみなが若い頃から自分と異なる意見の人々と多く交わる機会を得られる環境を可能にすることが重要だ。違う気持ちや考えを多角的に知り考察することに慣れることができるようになる世の中にしていく。

自分や自分に近い考えの人々とだけ付き合うと、おのずと閉鎖的な思考に陥る。それを避けるようにでき、柔軟な思考の人々が多数派になれば世の中は住みやすくなり、おのずと平和な社会になる。

そういう世の中を自覚的にめざしていくべきである。