戦争と自衛を考える

侵略をする国がある。侵略をされた国は自衛する。結果、戦争が起きる。
侵略をしなければ戦争は起こらない。しかし侵略をされても自衛しなければ戦争にはならない。では自衛をした国は悪いのだろうか?私は、自衛は悪くないと思う。自衛は正当な権利だと思う。だから戦争になっても、それは自衛をした国にはいっさい責任がない。すべての責任は、侵略をした国にあると思う。
戦争はこの世で最も大きな悪だと思う。戦争のほかにも悪はたくさんあるが、僕は戦争が最大の悪だと思っている。ではそのこの世の中で最大の悪の責任は、侵略をした国にあると思う。次に、侵略された国が自衛をしなければ戦争にはならないのだから、戦争の原因に関しては自衛をした国にも責任があるのではないかという主張に対しては「自衛は当然の権利だから、たとえそれで戦争になったとしても、自衛した国には責任はなく、悪でもない」と僕は考える。
もともと侵略をする国がなければいいのだと思う。だから侵略と自衛ということでいうと、侵略した国が一方的に悪く、自衛をした国はまったく悪くない、そう僕は思う。
今度は、その侵略・自衛ということを離れて、発生してしまった戦争という現象それじたいを独立した存在であると考える。だから、自衛とか侵略とかあるいは何かそれ以外の理由を付けようが、ーー戦争は、無条件で悪だと考える。
前述のようなことを踏まえて、現在もおこなわれているウクライナとロシアの戦争に関して考える。僕は、一方的に侵略をしたロシアが悪く、自衛の戦いをしているウクライナは、まったく悪くないと思っている。同時に、戦争は絶対の悪だと思っているから、少しでも早く戦争が終わればいいと思っている。
侵略をしたロシアは悪い。自衛しているウクライナは悪くない。戦争は悪いことだから、少しでも早い停戦を望む。世界は続けてウクライナを支援すべきだし、同時に戦争を早く終わらせる方向に努力すべきである。