メディアと国家が起こした戦争

ロシアのウクライナ侵攻はメディアと国際社会が起こした。メディアも国際世論も、例外はあったかもしれないが、大半はロシアの侵略はないとみていた。そういうメディアや世論から、ロシアは世界が安心していると思い、その隙に侵略をしたのではないか。自分はそう思う。べつに確証はないが、そう思ったほうが、なんとなく納得する。だとすれば、メディアや大国の政府や国際機構などは、ロシアが侵攻することを解っていて、あえて侵攻はないだろうという、逆の情報やイメージを流していたということかもしれない。これだけSNSを含め、また宇宙ステーションなどからの情報キャッチ能力の発達、そしてもちろんCIAやMI6など古典的な情報機関もあり、ーそれでロシアの動向を見誤るだろうか?ものごと必ずはないとしても、かといってそのまま信じられるものでもなあ。ただ仮にそうだとしたら、なんのためにそんなことをする必要があるだろうか。普通に考えてロシアに戦争しさせたかったのか。だとしてなんのためにか?まあ普通に考えてロシアを叩いておきたかったのか…だとしてどこまで?核大国のロシアを事実上の解体、無力化まで狙ってか。しかしそこまでする必要をどこに求めるかといえば…考えられるのは中国に対する牽制だろうか。アメリカなど西側諸国にとっては、中国と決定的な対立になったとき最大の障害はロシアだろう。早い段階でロシアを無力化しておきたいと思ったか…それでウクライナとロシアの人々殺戮を前提にしてまでも。…わからない。しょせん想像に過ぎないが。