戦況と停戦

メディアはウクライナとロシアの戦況を報道する。その信憑性を素人の自分は判断できない。だがまずは報道やメディアを素直に受け止めれば、ウクライナとロシアは一進一退を繰り返しながら、全体で考えればロシアが占領地域を広げているように感じる。
そういうメディア報道は、それを見る者や聞く者に、さまざまな感覚を与えると思う。諦め、悔しさ、悲しみ、失望感、怒り、喪失感、あるいはあらたな闘争意識…等々それはさまざまかもしれない。
しかしそれらの映像や報告やインタビューや演説や各国首脳などのコメントやら…それらに気をとられ、その空間に触れているあいだにもー人々が死んでいるということだ。その正確な数字などは解らないが、しかし少なからずの人々が死に続けていることはたしかだろう。「死に続けている」のである。くりかえすー「死に続けている」のだ。メディアの役割は多様であり自由だ。その上で願う。メディアは停戦を訴えよ!「戦闘を停止し、殺戮をやめよ!」と。大切なものを見失うな!