2023-08-21から1日間の記事一覧

「いさぎよさ」の見直し

「いさぎよさ」を必要以上に評価、賛美するのは考えものだ。 物語や、じっさいのエピソード、あるいは宗教・道徳・思想などの格言などで、たしかに人々は「いさぎよさ」に憧れる。 しかしそれは現実的ではない。現実的でないからこそ、人々はそこに疑似体験と一…

旧軍人の教育過程をドラマに

日本のとくに昭和の戦争は、よくメディアなどで「軍を中心に無謀な戦争を起こした」と聞く。 それなら、たとえば実在の軍人の誰かに焦点をしぼった、その軍人の教育の模様を描いたドラマを作ってほしい。 とくに幼年学校や士官学校の教育内容や学生生活の状況…

自衛官は柔軟思考を

自衛官こそ、日本国民のなかでも、最も柔軟思考を持たねばならない。武器を持つ組織は、つねに危急の判断を迫られる。最も人道・人権および憲法と国際法を重視しなければならない立場にある。国内と国外において、信頼される存在でなければならない。統率の…

防衛大の教育内容に関心を

平和を望み戦争をしないためには、防衛大学校の教育内容とくに、いわゆる一般教養のことに関心を持たねばならない。なぜなら、職業としては、幹部自衛官ほど深く広い教養を必要としなければならない者はいないからだ。これは自衛隊の存在をどう思うかという…

障害者を文化に

障害者の存在それじたいが文化になる必要がある。障害者が芸術・芸能や文学や学問などをするということではない。もちろん、してもいいし、現にそういうことに関わる障害者はいる。しかしここでいうのは、障害者が何をするかしないかに関わりなく、障害者の…

思考の消滅

思考がなくなることを望む。 思考は、ろくなことをしない。 世界が苦しむのは思考のせいだ。 人間は、いつから「考える」ということをするようになったのか?いずれにしても、くだらないことをするようになったものだ。 考えると、ものごとは悪くなる。考えな…

脳ミソが無ければ平和だ

平和は脳ミソがなくなることで完成する。争いは脳ミソから生まれるのだから。 脳ミソを失うとき宇宙は本来の姿に戻るだろう。 脳ミソは、いま限りなく扁平になっている。ずっと薄く広がり、やがて宇宙のすべてを包むだろう。 脳ミソは、ちぎれて飛び散る。そ…

無責任な投票こそ民主主義

投票は無責任なものだ。無責任でなければならない。国民は無責任に投票する。政治家はすべての責任を負う。それが民主政治だ。 そんな割の合わない政治家になるのはバカらしい。だから、やがて政治家に成ろうとする者はいなくなるだろう。それでいい。そうす…

平等なくして自由なし

平等のないところに自由はない。 従って、すべての人が平等でないかぎり、そこには自由もないと言わなければならない。 自由であることに平等なのだ。 逆にいえば、人々がみな自由である社会は、同時に、平等な社会であることになる。

理性に束縛される自由

自由ほど理性に束縛されるものはない。 自由が理性によって束縛をされるという意味ではない。その逆だ。 自由を守るために理性が不可欠だという意味だ。 理性を失うとき自由は死ぬ。

宇宙は無生物

宇宙は本来は無生物だ。非生命体だったはずだ。「はず」だったのが、間違いで、生き物になってしまった。これが宇宙の悲劇だ。 それで取り返しがつかなくなったので、あとはもう仕方ない。 生命体から脳ミソが生まれたわけではない。脳ミソから生命が生まれた…

脳ミソは無いほうがいい

宇宙に意識は必要だろうか? それは解らないが、もし必要と思うなら、意識化を試しみればいい。たとえば脳ミソの細胞や神経などを宇宙に付着あるいは散布すればいい。 脳ミソは、よくない。本来、無いほうがよいものが生まれてきてしまったのだ。 そこに宇宙…

人間はそういうもの

利己と利他を今更いうまでもない。両方が本当だろうし、多くは利己に傾くが、利他が全くなくなることもない。 本能と感情の占める割合が大きく、感情の一変化である理性である程度の全体のバランスをとる。 大きくいえば、個人も集団も自己の利害を理由に動…

嘘の使い方

嘘が悪いことだと本気で信じる者はいない。嘘なしで世の中は成り立たないからだ。 嘘が悪いことになるのは、被害と混乱を招く場合だ。それ以外は、むしろ嘘を有効に使うことが、世間では求められる。ようは結果的に、ものごとがうまくいくための嘘は、むしろ…