人間はそういうもの

利己と利他を今更いうまでもない。両方が本当だろうし、多くは利己に傾くが、利他が全くなくなることもない。

本能と感情の占める割合が大きく、感情の一変化である理性である程度の全体のバランスをとる。

大きくいえば、個人も集団も自己の利害を理由に動く。ただそれのみでなく人道や博愛の精神は、完全に消えることはなく、脈々と生き続ける。そして普段の日常は、身近な周囲の人間関係とコミュニケーションで動き左右される。

時と場…時代と空間、その時々の事情と状況、そのときの体調や気分、世間のムードや風潮で、人々の気持ちも考えも行動も変わる。

人間とは、そういうものである。