論理の要らない時代

論理は意味をもたない。論理的にきこえる感覚が大事なのだ。論理を好む者はいない。「論理らしく」感ずることを、ひとは求めるのだ。

ソフトなイメージ。そこに説明はいらない。ひとは説明は嫌うものだ。じつは「理にかなっていない」ことは、一般に思われているほど、人々は好まない。理屈に合わないことのほうが、ひとは好み欲するのだ。

大切なのは、人々が「自分は理にかなっている」と思い込むように「感じさせる」ことなのである。