自衛隊と安保

自衛隊日米安保が密接な関係を持っていることは今更いうまでもない。

基本的に自衛隊を肯定する者は安保と自衛隊の協力を強めたいと望み、自衛隊に否定的な者は安保の危険性を強調していることも今更いうまでもない。

ただ、たしかに安保が日本の軍事力の拡大化を進めることを危惧することは解るが、それと共に、安保によって日本の過渡な軍事化にブレーキが掛かるということも考えられる。すくなくとも、そのことを全く否定することも出来ないだろう。

日米安保は日本の軍備増大を即することになるかもしれないが、場合によっては、明らかな軍備の増強や日本の軍事優先の施行などを抑止する役割も果たすかもしれない。

安保体制によりアメリカが背景にあることで、日本も無闇な軍事化や自衛隊が旧軍のように暴走することに対する抑止力になるということもあるかもしれない。