燃料と環境そして自由

プーチンは、したたかだ。悪い奴かもしれないが、政治家はみな悪いといえる。程度の違いはあるとしても。
経済制裁アメリカにとっては正義の実行だろう。しかしそれで西側が資源不足になると、それ以上のうつ手がない。燃料不足に対応するのはソフトエネルギー化しかないだろう。それには巨大な石油資本と産油国に明確な態度をとるしかない。
ロシア制裁はウクライナの自由にたいする支援であり、それは自由そのもののための闘いである。経済制裁が、かえって西側の燃料問題を起こしたならば、それは地球温暖化を、今こそ改善すべきだという機会である。
自由・戦争・資源・環境ーーそのすべてはつながり、根源から問題を解決することが求められているのだ。