1秒早い停戦が人命の勝利

1秒でも早い停戦が「いのち」の勝利、人命の勝利だ。講和の内容が問題ではない。条件の問題は、国家間の勝敗にしか過ぎない。それは打算や利害でしかない。次元が全く違うことなのだ。たしかに停戦をしても、これまでに失われた生命(いのち)はもどらない。死んでしまった人はどうなるのか?ーどうにもならない。では、だから戦いを続けるのか?戦いを続けて、さらにいのちを失うことがいいことなのか?では死んだ人はどうなる?ーどうにもならない。このジレンマ、苦しみ、それが戦争だ。
だから戦争はしてはならないのだ。どんな理由でも戦争はしてはいけのだ。戦争は絶対的に悪なのだ。
しかし現にしてしまっている戦争はどうするのか、過去を変えられない以上は、もう元にはもどらない。だった停戦するしかないのだ。それ以上の死者を出さない、それ以上死なせない、それ以外にできることはないのだ。
大切なのは「戦争の勝利者」になることではない。戦勝国になることが大事なのではないのだ。死者をそれ以上生まないことが真の勝利なのだ。それは戦勝国・敗戦国の問題ではない。それは戦争という悪行に対する勝利なのだ。国家の勝敗など捨てよ!戦争という愚挙そのものに勝利せよ!ただちに、いましているその戦闘行為を停止せよ!戦争を放棄せよ!