2021-12-26から1日間の記事一覧

不幸は自我の目覚めから始まる

自我の乏しい時期は幸せだ。漠然としていて余計なことを考えない。「近代的自我の確立」などというのは、西洋の支配による幻想だと思う。互いに個性は尊重しあう。しかし個人は周囲と協調して幸せになる。これが本来の人間の姿のように思う。太古にはおそらく…

思想に洗練は要らない

洗練された思想は権威的だ。思想など本来は無形で歪で、まとまりのないものだ。一見きちんとしているように見えるのは、理屈でさも整合性のある完璧なものに思わせたいだけの欲だ。「非の打ち所がない」ものに見せることで、周囲を威圧し自分を無理に納得させ…

いろいろな人には自分たも含まれている

「世の中にはいろいろな人がいるから」 ー人間関係のトラブルや仕事や社会の問題などで行き詰まるときなどに、こういう言い方をよくしたり、また自分が言ったり、というのはよくあると思う。しかし考えなければいけないのは、その「いろいろな人」には自分自身の…

思想に洗練は要らない

洗練された思想は権威的だ。思想など本来は無形で歪で、まとまりのないものだ。一見きちんとしているように見えるのは、理屈でさも整合性のある完璧なものに思わせたいだけの欲だ。「非の打ち所がない」ものに見せることで、周囲を威圧し自分を無理に納得させ…

思春期前の1969年

1969年は、自分がおそらく思春期を迎える直前の頃だったのだと思う。それは性別というものが曖昧で、性別の認識はあっても、まだその意味がよく解らない時期だった。そして同時に、1969年は、2月頃から5月くらいまで、約3ヶ月半の入院をきっかけに、マンガ…