知識なんかいらん

知識なんかいらん。知識など役に立たなくなる。もう間近だ。アリストテレスを皮切りに、体系化された知識を集積することが流行って以来、洋の東西を問わず知識の集積とその資料集めを「学問」として世は尊んできた。
偉そうに見えるからだ。立派そうに感じられたからだ。だが実際のところ、それは単なるコレクションに過ぎないはずだった。それが社会という権威によって、如何にも凄いもののように崇められただけだ。
学問など今後はなくなる。生きた日々の知恵だけが本当に役立つことが証明される時代がきたのだ。