変革の担い手は若者だけ

変革は若者だけが為せる。それは生理的なことだ。知性も能力も、性格や人柄も、関係はない。地位や立場も無関係だ。ただ、若いか、若くないか、その違いだけだ。反撥…ここで反発よりも反撥という文字のほうがいい。なんとなくそう感じるのだ。
おそらく理論ではない。たんなる感情だけでもないような気がする。それはたぶん、オトナ・成人になる過程で、どうしても必要な、必然な何かなのだろう。それが必要なのだ。それは、生理的に、若い時にでなければならない。衝動や情念、そして軽率に思われることや、傲慢なこともある。しかしそれらがなければ反撥は生まれない。この時期だけにできるものだと思う。若い時を過ぎると、ひとはその才能や情熱とはべつに、自分の思い通りには言動が生きていかないのだと思う。自分がそう思っていても、その自分自身に対して抵抗してしまう。それは変革エネルギーの邪魔になる。
若者だけが変革の担い手となることができる。それは生理的な力だ。